2013年、球春到来まで1週間余りとなった1月23日。

ふと何気なくいつも通り、暇なとき閲覧しているスポナビ+のブログを開きました。

そこに書かれていたのはオリックスが日ハムのとある選手をトレードで獲得したという記事。

その選手はあまりに有名で実力者。
ゲームの話をしてるのかなっと確認のため、今度はYahoo!のスポーツ記事をチェック。

そして、そのトレードは現実に起きたことを知りました。

詳しく知るため記事を開いたらそこにあなたの名前があり、驚き、そして呆然としました。

また信じられなくなった私はオリックスの携帯公式サイトに行きました。

そこでも書かれていてやはり現実なんだと……

未だに私はあなたがオリックスを去ることが信じられません。

誰よりも面白く、誰よりも優しく、誰よりも慕われているあなた。
某ユニットのパロディを作って、ファン感で披露して笑わせてもらいました。
後輩の面倒見が良く、あの辛い出来事があった後もその後輩に会いに行っているあなた。
今年は選手会長としてまさにチームのまとめ役を担うはずでした。

私はこのトレードを、あなたがチームを去る現実を受け止められるほど大人ではありません。

ですが、いつまでも応援し続けます

意外性のあるバッティング、バントの正確さ、選球眼の良さ。
そしてなんといっても堅実な守備。
明るくチームを引っ張り、いつもピンチには投手に声をかけるなど人一倍、気を遣っていたことでしょう。

オリックスにはあなたのような人は必要不可欠です。

だからこそ、やはりこのトレードは納得できません。
いくら相手側の選手がいい選手でも、あなたの抜けた穴は戦力以上に痛手だと思ってます。

だけどこれもプロの世界ではあり得る話。
やっぱりあなたが他のチームのユニフォームを来ている姿が……オリックス相手に打席に入る姿が想像できません。

けど、いつでも一生懸命……いや、一笑懸命なあなたのこと、他球団に移っても応援し続けます。

いつの日かあなたがまたオリックスのユニフォームを着てくれる日を夢見て……

私はずっとずっと、あなたに憧れ続けます。



>あとがき
実はこれは2作目です。
1作目は2013年2月5日に公開予定でした。
ですが今回起きたトレードで何かを失った感覚。
それはまさに3年前の感覚でした……っていうとやや大げさかもしれませんけど。
(亡くなってませんし、比べるのも違うと思いますが)
けど、ショックであったのに変わりはなく、私はこうして2作目の手紙を書いてみました。
公開はこちらの方が先になりますが……少しでも私の悲しみが伝わればいいなっと。
そして、同じような気持ちの人がいたなら頷いてもらえれば嬉しいなっと思います。









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